しっかりと手入れの行き届いた芝生の庭って、爽やかでいい感じですよね。
一度は芝を植えてみたいなと思ったことのある人は多いのではないでしょうか。
でも手入れが難しいイメージがあって、ちょっと躊躇してしまいます。
筆者も詳しくないのですが、夏の手入れについて少し調べてみました。
芝生には大きく分けて日本芝と西洋芝の2種類があります。
日本芝は”暖地型“といって、高温多湿の日本の環境に適した芝です。
一方の西洋芝には“暖地型”と“寒地型”の2種があって、寒地型は西日本の暑い夏には不向きなようです。
ですので、暖地型の芝の方がお手入れは易しそうです。
暖地型の芝にとって、夏はもっともよく育つ時期です。
どんどん育ちますが、直射日光の高温と乾燥の為に、むしろ葉は針のように細くなりがちなんだそう。
おまけに、この環境は雑草にとっても好条件で、負けじと勢い良く生えてきます。
ですから早めの芝刈りと雑草の除草が肝心です。
しかも、芝生はこまめに刈り込むと、上に伸びるよりも密度が濃くなろうとする性質があるようです。
雑草交じりで所々はげた芝生になるか、青々と密集した芝生になるか、コツはこの辺りにありそうです。
もちろん十分な水やりが必要です。水やりは、暑い日中は避けて朝か夕方に行います。
コツは地中深くまで水が行き届くようにたっぷりとすること。特に今年植えたばかりの芝は乾燥に弱いので、たっぷりと水を上げましょう。
ところで、いくら成長期の夏といっても、新しい芝を植えるには厳しすぎる環境です。植えるのは秋口まで待った方がよさそうです。
夏の間、朝夕の涼しい時間帯を利用して手入れしてあげれば、秋の行楽シーズンにはカッコイイ芝のお庭が実現できそうですね。