エクステリア用語解説➁
和歌山の外構・エクステリア・ガーデンの設計・施工会社
machi deco lab|マチデコラボ エクステリアプランナーの大浦です。
前回は『エクステリア』って言葉の意味だったので、
今回からは
『クローズ外構』
『オープン外構』
『セミクローズ外構』
について3回に分けて説明したいと思います。
クローズ外構とは、
言葉の通りクローズされたエクステリアです。
人の出入りするアプローチの左右に
コンクリートブロックにタイルを張ったり、モルタルで下地をした上に塗装や塗り壁を行ったり、
化粧ブロックを積んで門柱を設置し門扉を設け遮断します。
門柱には表札、テレビインターホン、ポスト、宅配ボックス、門灯を設置し様々な機能を持たせています。
駐車スペースの前には跳ね上げ式扉、伸縮門扉、シャッターゲート、折れ戸、引戸など遮断します。
その他の部分は塀を設け遮断します。
クローズ外構のメリット
・プライバシーの確保
塀などを設けることにより、道路からの視線を遮ることが出来るので、
ガーデニングなどの場合人目を気にせずに出来る。
リビングの掃き出し窓のカーテンや窓を気にせずに開けられる。
・侵入の制限
門扉があることにより侵入を制限することができ、
テレビインターホンで確認できる
門扉の施開錠を室内からでも行える門扉もあります。
・子供やペットが道に飛び出すリスクが減らせます。
門扉や塀があるので、子供やペットが密に飛び出すリスクを軽減できる。
建物本体との統一感
・素材の種類にもよりますが、タイル張りや塗装などは建物本体と同素材で仕上げることが出来るので、建物との統一感が出せる。
クローズ外構のデメリット
・コストが掛かる
門扉・門柱・駐車場の前の扉など、設置するものが多いのでコストがかかります。
・工期が掛かる
コストがかかるのと同様に設置するものが多くなるので、工期もかかります。
・防犯性能
塀の高さなどにもよりますが、一度侵入されると外から見つかりにくい。
以上がクローズ外構の説明とメリット・デメリットです。