エクステリア用語解説➂
和歌山の外構・エクステリア・ガーデンの設計・施工会社
machi deco lab マチデコラボ エクステリアプランナーの大浦です。
前回の『クローズ外構』に引き続き、
今回は
『オープン外構』 です。
オープン外構とは前回と同じく、
言葉の通りオープンなエクステリアです。
道路と敷地を遮断するものを設置しない、
シンプルなエクステリアです。
設置するものは生活に必要な、
表札、テレビインターホン、ポスト、宅配ボックス、門灯などです。
それらを設置するのに既製品の組み合わせで作る機能門柱
ブロックを積んでタイルを張ったり、モルタルで下地を作り塗装したり、化粧ブロックを積んで、作った門柱に必要なものを取り付ける在来の工法で作る門柱があります。
門柱以外では人の出入りや車を駐車するための土間コンクリート等です。
オープン外構のメリット
・クローズ外構などに比べてコストがかからない
門扉、塀、車庫扉等を設ける必要が無く、
生活に必要な物だけ設ければいいので比較的コストがかからない。
・工期が比較的短い
コストがかからないと同様に設置するものが少なくなるので、工期も比較的短い。
・後から比較的、容易に追加できる
取り合えず駐車場1台分だけコンクリートを打ち、
砂利で残していた部分に、もう一台分の駐車スペースが必要となり、
コンクリートを打つ場合でも塀とかの解体が無く駐車スペースを確保できる。
・ポストが家から近くに設置できる
玄関ポーチのすぐ近くに門柱を設置した場合、
ポストがすぐ近くなので、雨の日などは便利。
オープン外構のデメリット
・プライバシーの確保が難しい
塀などを設け無いので、道路からの視線や、
ガーデニングなどの場合人目を気になる。
リビングの掃き出し窓のカーテンや窓を気にせずに開けにくい。
・敷地内に入って来られる
道路と敷地との間に遮るものが無いので、
インターホンのところまでは、人が侵入して来る。
・子供やペットが道に飛び出すリスクがある。
門扉や塀が無いので、子供やペットが密に飛び出すリスクがある。
以上がオープン外構のメリット・デメリットですが、
前回のクローズ外構のメリット・デメリットが逆になった感じです。