おすすめシンボルツリー第二弾です。
今回はコーストバンクシアをご紹介させていただきます。
コーストバンクシア(学名 Bankusia integrifolia)
ヤマモガシ科 バンクシア属の常緑高木
原産地はオーストラリアの東部の海岸近くの湿地帯に自生しています。
葉の長さは5センチから15センチと色々なタイプのものがあります。
花は5センチから10センチくらいで、基本的には白に近い淡黄色たまに黄色
っぽいものもあります。
大きめの葉で、あまり葉が密にならないので
最近ドライガーデンや、オージープランツガーデンのシンボルツリーに人気で
す( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
コーストバンクシアをたくさん生産するのに一番早いのが種まき(実生)生産で
す。実生の面白いところは、生えてきた苗が1つずつ少し違ったものができてく
るところです
葉の長い物から短いもの
葉の縁が丸いものや、鋸歯がありギザギザしているもの
成長速度も早いものから遅いもの
花の色が白いものから黄色いもの
この色々なタイプの中から生産者さんが、選抜して挿木生産(クローン)を行い
苗を作り畑で 2年から5年ほどかけて大きくした物を
植木屋さんが仕入れて畑で2年から5年かけて理想の樹型に仕立てます。
その1つ1つ違う樹形の中からお庭に合う樹形の植木を選び植栽します。
コーストバンクシアに限ったことではないのですが、
葉が小さく少し密につくものは、花付きが良く、あまり大きくならないことが多
いので、お店なのでバンクシアを買う際は、小さくても花芽が付いている物を選
んだ方がいいと思います( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
植栽管理方法ですが、植栽してから2、3年たち根が張ってくると成長が早くな
ってきますので、5月ごろ剪定してあげると調子がいいです。
花が終わるとタネができるので、何個か残して取ってあげるとエネルギーを温存
できるので、花がらはマメに取ってあげて下さい。
肥料はあまり必要なく、施肥する場合はリン酸分の少ない(5以下の物)を施肥し
てあげてください。
剪定などで出た葉は、陰で逆さに吊るしておくと、簡単に作れ、ドライフラワー
のアレンジに使えます
ドライフラワーは結構色々なものが使えるので
お庭にたくさん植物が植っている方は実験で試してみると面白いかもしれませ
ん( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
今回は色々と楽しましてくれるコーストバンクシアのご紹介でした( ˊ̱˂˃ˋ̱ )