マチデコラボ松下です。
今回も先週に引き続き『ウッドデッキ』のメンテナンス方法についてご紹介したいと思います。
まず、ウッドデッキのメンテナンスの基本は『塗装』になります。
どのような塗装剤を選択すればいいのかみていきましょう。
・ステイン系
ステインは木材に染み込んで保護着色をする塗料です。
素材に染み込むので木目が見えた状態の仕上がりになります。
木の表面に保護膜が作られないので、2年に一度は塗装が必要になります。
・ペンキ系
素材の上を一様に塗りつぶしてしまうので、木目は見えなくなります。
木材の表面に被膜を作るので、木の内部に水を浸透させない性質があります。
劣化とともに表面に塗った塗装が割れたり、剥がれたりすることがあります。
基本的には上記の2つになるそうですが、2年に1回のメンテナンスの必要があるのは、
あくまで『ソフトウッド』の場合です。
そんな2年に一回のメンテナンスがあるなんて大変…と感じた方
には、人工木を用いたウッドデッキがオススメです!
この『人工木』は樹脂木とも呼ばれる製品でプラスチックと木粉を混ぜ合わせて、押出成形
をした材料です。
湿気を吸うことがないことから、腐食をしたりシロアリの被害にあったりすることもありません。
天然木と比べ、真夏に高温になりやすいという欠点がありますが、履物を使用することで実用
には問題ありません。
この人工木を使用したウッドデッキだと、メンテナンスはほとんど必要のないままで、
長年にわたり使用することが可能です。
・まとめ
ウッドデッキについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ホームセンターで一般的に流通しているソフトウッドは作業性もよく綺麗に仕上がる
ことから人気が高いですが、1~2年に一度、メンテナンスとして塗装を行う必要が生じます。
メンテナンスが苦手!という方は、『ハードウッド(ウリン)や人工木』を考えてみてはいかがでしょうか。
次週は、ウッドデッキの使い方(過ごし方)について、紹介したいと思います。
憧れの一つでもあるウッドデッキですが、実際にどのようにして過ごすのかで外構プランも
大きく変わってきます。
なので、次週はお勧めの過ごし方についていくつか紹介したいと思います。
マチデコラボ松下でした。